[山田流きりたんぽ鍋」の作り方

渡部真輔(免許皆伝)
「亀楽」秋田市大町一丁目5番35号
平成13年11月11日

1.用意する鍋は、鉄鍋または、土鍋が理想的です。

2.材料(一人前)

比内鶏70g〜100g比内鶏または、食用比内鶏(F1)が良い。
きりたんぽ1.5本〜2本大館地方のきりたんぽが太く、大きい。
ゴボウ30g県内産が良い。
長ねぎ50g能代産。
セリ30g 湯沢産が良い。
キノコ30g舞茸または、銀茸かしめじ。
(銀茸が一番良いが時期が限定される)
里芋 50g〜60g産地は選ばないが、特に秋田山内芋が良い。
地大根少々カラシ大根県内産。
食用大輪菊少々もってのほか」でも良い

3.調理前の準備

里芋は、表面のぬめりを取る程度で、固めにゆでておく。

ゴボウは、ささがいてあく抜きをしておく。少々厚めにささがいたほうが美味しい。きりたんぽは、1本を直角に三つ切りにする。

4.きりたんぽスープの作り方

鶏ガラを、水から煮込む。そのとき塩を少し入れて、長時間掛けて十分にだしをとる。

5.調理の仕方

スープを最初沸騰させ、鶏肉とキノコ、ささがきゴボウを入れる。一度煮立ってから塩少々、醤油適量で味付けし状態を見る。(昔は水たれやたまり・自家製みその汁などをつかったそうです)

里芋、長ねぎの順に野菜を入れ、最後にきりたんぽ、セリを入れてあまり煮過ぎないうちに火を止める。

6.盛り付け

深めの皿、又は丼に盛り、緑を失わない程度に半煮されたセリを添える。

好みで、地大根(カラシ大根)のおろし汁をかけたり、食用大輪菊の花びらを生で散らしたりするのも良いでしょう。

★砂糖、調味料など一切使用しないで作るのが、山田流きりたんぽ鍋の特徴です。

★椎茸、油揚げ、糸こんにゃく、豆腐などは味のバランスを崩すので入れません。

★ポイントは比内鶏の淡泊な旨味を最大限に引き出すことです。

★山田流は故山田定治氏(初代「秋田三鶏保存会会長」天然記念物指定に貢献)が提唱したもので、またぎの家庭料理と比内鶏とを組み合わせ、集大成したものです。

★時期的に食材を揃えることが難しい場合があります。きりたんぽ鍋は旬の食材をつかい、その地域、その家庭での味があります。ご参考にしてみてください。

戻る