平成21年9月11日

地域の中小企業と経営者の役割

 日本経済はここ数年来、大きな不況の波が押し寄せ、地域の中小企業の経営者は今後の見通しもつかないまま、その波に押されながらただただ漂い続けています。
 昨年一年で秋田県の人口が12000人減少し、驚くことに前々年も12000人減少したそうだ。秋田県の町が2年で3つ無くなるほどの減少に、ただただ驚いているだけでいいのでしょうか。
 現在秋田県の有効求人倍率が0.28、4人の求職者に対して求人が1つあるかないかです。地域に「雇用」がなくなり、このようなところに、私たちの子供や孫たちは残ってくれるのでしょうか。いや、残れるのでしょうか。
 地域の中小企業も、大変な経営状況が続いています。先がなかなか見えてこない状況で、新規の雇用は、大変難しくなってきているのは、私たちの会社だけでありません。
 このままでは、故郷秋田が無くなってしまいます。地域経済の屋台骨である私たち中小企業が故郷をまもらなければ、誰がまもるのでしょうか。私たち中小企業が、この地域をまもっていかなければならないのです。そのためにも、私たち経営者がしっかりと学びながら行政にも意見を言える技量を身につけなければならないと思っています。

 リーマンショックやら、100年に一度の大不況などといわれてますが、私たち印刷業はここ10年、ずっと不況に苦しみながら耐えてきました。構造不況業種に指定され、世界不況とはまったく関係なしに不況であり続けてきました。世の中の経済の底打ちが見えてきたなどと、よくいわれますが、私たちはまだまだ苦しい経営が続きます。
 なんとか、少しでもいい経営者、いい会社、またいい経営環境を作るために努力していかなければならないと思ってます。
 そして、この故郷秋田は我々秋田の中小零細企業が守っていくんだという、意識をしっかり持って、秋田の企業が連携をとりながら、故郷秋田を守っていこうではありませんか。
熊谷正司 株式会社くまがい印刷 代表

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